今後のイベント: 小龍さんトーク/香港決済事情/ファクトチェック
12月中旬あたりの石井のイベント情報をお知らせします。以下の時間はいずれも日本時間ですので、香港・北京時間でご参加の方は1時間差し引いてお間違いのないようお気をつけください。
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12/11 23時〜 中国歴20年以上!SIMロック解除・VPNのプロ小龍さんとのトーク
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12/14 22時〜 Twitter上の香港ネタをファクトチェックする会
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12/15 22時〜 かおにゃおさんと香港の決済事情をひたすら話す会
なぜかこの1週間にたくさんイベントしますが、いつも通り録画もご用意しますのでご安心ください。イベントの詳細は以下の通りです。なお、いずれのイベントも参加登録は不要で、開始時間になったら石井のFacebook、YouTube、Twitterのいずれかにお越しください。なお、私のYouTubeチャンネルは以下のページです。過去のイベント動画も以下でご覧になれます。
何か変更があれば私のSNSやメルマガでお知らせします。メルマガの購読リンクは以下になります。
①小龍さんとのトーク
小龍さんは留学、音楽、貿易、製造、投資などを通して中国に20年以上関わってこられた方で、現在は広東省にお住まいです。日本人向けにiPhoneのSIMロック解除やVPN事業をされていることからご存知の方も多いかもしれません。この小龍さんに20年以上の中国との関わりを振り返って、中国で仕事や事業をやることがどのように変化してきたか、今何を思うのかを11日23時からお聞きします。
小龍さんのプロフィールは以下でお読みいただけますが、小龍さんのブログ名の「小龍茶館」は、小龍さんが渋谷パルコで経営していた「小龍茶館」に由来しているそうです。ちなみに日本での珍珠奶茶・麻辣火鍋ブームの火付け役になったそうです。
放送URL以下になります。Twitterは事前にURLを出力できないので、時間になったら私のTwitterにアクセスしていただければ幸いです。
YouTube:
Facebook:
②Twitter上の香港ネタをファクトチェックする会
※このイベントはまだURLを出力していないので開始時間になったら単純に石井のFacebook、Twitter、YouTubeにアクセスしてください。(12月14日22時〜)
Twitter上の香港クラスタとして著名な熱の奶茶さん(現在はアカウント凍結中で凍の奶茶さんとして活動中)、くま某さん、「のうやくん」さんとご一緒にtwitterに流れている香港ネタをひたすらファクトチェックしていきます。
ファクトチェックと言ってもそんなに高度な話ではなく他の資料も考慮した時にニュースが怪しそうなら「怪しい」という判断をするだけです。例えば「周庭氏の保釈が許可されなかったのは許智峯(Ted Hui)氏が保釈中でありながら逃亡し裁判所が保釈に慎重になったからだ」というツイートを最近見かけたのですが、周庭氏はそもそも出境を禁止されており、刑も一旦裁判法院で言い渡されているので、全く違う状況の許智峯(Ted Hui)氏と比較したというのは極めて考えにくく、このツイートは「怪しい」ということになります。これはファクトチェックというよりその言説の疑わしいところを洗っていくという感じでしょうか。
当然ながら扱う内容は原則として事実判断であり、価値判断(物事の善悪についての判断)は扱いません。また、香港の日本語Twitterユーザーの中にはアメリカ大統領選挙関係のことをたくさん呟いている人がいますが、扱う内容は原則香港に直接関係しているもので、それ以外のことはこのメンバーだとわからなさそうなので扱いません。
もしこのツイート・記事をファクトチェックしてほしいというものがあればぜひ以下のGoogle Form or 石井のTwitterのDM までお寄せください。
③ かおにゃおさんと香港の決済事情をひたすら話す会
※このイベントはまだURLを出力していないので開始時間になったら単純に石井のFacebook、Twitter、YouTubeにアクセスしてください。(12月15日22時〜)
かおにゃお総書記さんと香港の決済事情を語ります。かおにゃおさんには世界の決済動向をお話しいただき、その後石井のフィールドワークの結果明らかになったQRコードをはじめとした香港の決済事情、また今年次々と生まれたバーチャルバンク事情をお話しします。
日本と同様に交通系ICカードのオクトパスが先に普及していた香港では後発の決済事業が様々な施策によってどうにかシェアを奪おうとしてきました。その結果、日本と同様に様々なサービスの乱立が起きていますが、金融当局の働きかけによりプラットフォームを超えた送金システムが整備されています(例えばWeChat HKからAlipay HKに送金できる)。
また、香港は大陸と西側双方の決済・金融システムどちらもが見られる場所で、それが政治的な意味合いも含めて問題を引き起こしてきました。例えば中高年の間ではAlipay HKやWeChat Pay HKがよく利用されていますが、WeChatの利用を忌避する若年層の間ではWeChat Payの代わりにHSBCのPaymeがよく利用されています。最近ではこれらの大企業の決済プラットフォームに頼らない決済と顧客の情報取得の仕組みづくりを進める人々もいます。

香港で多様な決済サービスを受け付ける自動販売機の例
人々の日常的取引に関わる決済サービスを観察することでその社会の様々な面が見えてきます。みなさまもご興味ある決済ネタがあればぜひ石井までお知らせください。
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